2019/12/20
街道沿いのトラックが止められる大型駐車場を備えたコンビニで起床。
けっこう冷え込んだが、エンジンは掛けない派なので寝袋+ウール毛布で寝た。
トラックの運ちゃんのアイドリングで消耗するガソリン代は、会社から出ているのだろうか。羨ましい。
早朝に移動して満喫でシャワーを浴び、再び王子が岳へ。
目標は昨日登れなかった「スプーンカットフェイス」。
指皮の状態も悪く本当は一日休みたかったが、身体はあまり疲れている感じがなかったので無理してトライ。
特に右手人差し指の指皮のえぐれ具合が酷く、フリクションが悪くなるけど今後の事も考えて指先にテーピングをしてトライ開始。
この日は京都から来たというクライマー3人と一緒にトライ。
その中の一人の細身で背が高く、いかにも登れそうな方が惜しいトライを繰り返していた。
一方、自分は昨日の疲れもあってかリップ止めがせいぜいで、その奥にある結晶を探り当てることができないまま。
正午に一旦、車まで戻り大休憩をとって、午後3時ごろから再び岩の前に。
京都からの3人組がまだトライをしていて、その中の長身のクライマーさんがちょうど完登をしたタイミングだった。
リップ上にあるという下からでは見えない結晶の場所のアドバイスをもらい、スタンスも見直し。
なんとかリップ上の結晶を触ることができるようになったが、右カチの保持力がなくなってしまい、軽く猫パンして終了。
この日はどこで寝たか記憶にない。
2019/12/21
昨日掴んだ感覚を試したくて、無茶とわかっていながら花崗岩3連登。
あたりまえながら散々な結果。
翌日が雨の予報なのでちょっとを無理してもいいかなという気持ちがあった。
この日は「道の駅みやま公園」で寝た。
2019/12/22
「道の駅みやま公園」で起床。
朝、五時頃に起きたにも関わらず、地元の方が野菜の搬入やフリーマーケットの準備をしていて活気のあるところだと感じた。
邪魔にならないうちに移動。
今日は雨が降る予報だったので、レストと気分転換を兼ねて移動することに。
指皮の状態が酷すぎてしばらくは花崗岩を触りたくないと思い、思い切って三重県の御手洗ボルダーを目指すことにした。
グーグルマップでは下道で片道260kmくらいだったように思う。
途中、GEOで中古スマホを購入。
大分の別府でなくしてから10日ぶりにスマホを手にした。
この生活ならスマホがなくても不便だけど意外とやっていける。
でも、PCでLINEにログインをするためにはSMSを受信できる環境が必要だから、携帯電話がやはり必要で、携帯電話を無くしたときにLINEとかこの手の物は予備の連絡手段として使えないことがわかった。
メルカリでもなんでも、いちいちSMSで本人確認しなくても乗っ取られないようなシステムを作るのが仕事じゃないんだろうか?スマホなくした私が悪いのだけど。
それと、以外に東京の方が遺失物がちゃんと警察に届くことが多い気がする。
まぁ、確率の問題なのだろうけど。
新しい携帯電話を手にし、実家に連絡を入れて親を安心させた。
LINEに既読がずっと付かないんじゃあ心配させただろうなぁ。
兵庫~大阪の都市部では落ち着いて寝る場所もないだろうと考え、夜のうちに大阪の中心部を抜けて郊外まで車を走らせた。
雨はしっかりと降り続いていて、慣れない道を走るのは緊張した。
途中、お上りさん気分であべのハルカスを写真に撮った。
ここから御手洗渓谷までは約50km。