東奔西登

車中泊で日本縦断の旅をしながら、ロクスノ081号の「全国ボルダー『1級&初段』100 課題」にトライした人の記録

2019/12/18~19 矢掛ボルダー~王子が岳

2019/12/18

この日は矢掛ボルダー。

 

この日も曇天。

寒いながら湿度が高く、雪の日の朝のような天気。

 

矢掛ボルダーはキャンプ場の周りのボルダーと聞いていたけど、キャンプ場にお邪魔することもなく遊べるので気が楽。

 

看板課題の「エイプリルフール 初段」にトライするも、中間部に行くのがやっと。

これでは核心と思われるリップへの一手なんかとても出せそうにない。

 

これがコンディションによるものなのか、自分の弱さから来るものなのかもわからず、絶望的な課題の印象を受ける。

 

指皮の状態も悪く、レストしたい気分だったのであまり執着せずに昼過ぎに切り上げる。

 

近くに車中泊できそうな場所もないので、尾道と同じくここも四国周遊後の宿題として移動することに。

 

王子が岳へ向かう。

王子が岳の駐車場で寝るも、深夜に車を襲う謎の揺れと音にビビる。

 

2019/12/19

昨晩の謎の揺れと音は駐車場に住まう猫の仕業だったと知る。

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こいつらが車の上に乗ってくる音に夜中にひとり怯えた

いや、大きな車の揺れはこの猪が原因かも知れない。

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駐車場にあらわれた猪

後でツイッターで知ったが、子供の頃から王子が岳の駐車場で独り生きる猪、ブヒ子ちゃんと言うらしい。

 

おそらく猫用の餌などを食べて生きてきたんだろうな。

たくましく生き続けて欲しい。

 

この日は王子が岳クラシックの「ミラースタンド 初段」へトライ。

高さのあるボルダーなので中間部のホールド触って、落ちそうな場所をある程度探ってから繋げトライ。

 

3トライ目で核心のガバカチを捉えて初めて触るリップへ。

リップはガバかと思ったらそうではなく、リップから軽いジャミングが必要なホールドへと変わった。

 

上部のレイバック体制からの足上げは得意なムーブで問題なくこなし、二つの岩の間のいジャミングをきめるも、ワイドなクラックで手のサイズが合わなくて外れて焦る。

 

幸い、傾斜がそれほどないのでなんとかごまかしてトップアウト。

 

抜けの怖さも相まって、トップアウト後がとても気持ちの良いボルダーだった。

 

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ミラースタンド 初段

移動してもう一つの目標である「スプーンカットフェイス 」にトライするも、こちらはリーチ的に厳しい所も多く、嵌る。

 

昼過ぎには半袖でいられるくらい気温も上がってしまい、フリクションが悪化。

結局この日は登れず。

 

夕方から夜にかけて美観地区を観光した。