2020/1/20
レスト日
天気は良好、たまった洗濯物を片付ける。
スーパーマーケットの休憩コーナーが、電源も使えて快適だった。
道の駅に併設されている温泉も400円と安くて、西条市は良いところ。
2020/1/21
テングス
この日は愛媛県の鞍瀬川ボルダー。
西条市からは30分程度と近い場所だった。
エリア自体には8時過ぎには到着したが、目標の課題である「テングス」のある岩を見つけるまでは時間が掛かった。
というのも、目印にしていた河原のボルダーの下地が水没しているようで、トポの写真とはだいぶ違う景観になっていたからだ。
河原ではなくて山の中にあるという情報をもとに、辺りを探索するもなかなか見つからず。
ふと、小さな沢の上、道路から見える大岩を目指して林の中を登ると、テングスのある岩がようやく見つかった。
「テングス」は下部は比較的新しいチョークが付いているも、上部はほとんどなし。
7m以上ありそうなハイボールで、横から上部へ回って慎重にリップ部を確認すると、砂利と泥とでまともなホールドが見当たらない。
これは掃除から必要なやつだな~と一旦車に戻り、ハーネスを付け、上からロープで懸垂しながら掃除。
ボルダーの上部はブラシを一本ダメにするほど酷い状態で、ホールドもスタンスもまだ安定しているとは言えない様な状況だった。
縦に節理が走っている岩で、いかにも脆そう。
そもそも、スタートホールドが力を入れるとグラグラと動く。
2018年の初登であること、リップの汚れ具合、安定していないホールド状態から、まだそれほど多くの完登者を出していなさそうな課題という印象を受けた。
ところどころムーブを間違えるも、集中してトライして一便目でなんとか完登。
とゆうか、一回で終わらせないとヤバいくらいの高さ。
核心のムーブで足が切れたときは焦った。
後半はガバカチ地帯なのだけど、脆そうな岩質、高さの恐怖を紛らわすために声を出しまくった。
ブラッシングをし、荷物を片付け、岩の前をあとにする。
少し歩いてから岩を振り返り、ほとんどチョーク跡の消えていた岩に自分が付けたチョークが白く輝いているのが、その岩がまた息を吹き返したように感じられて嬉しい。
その後は鞍瀬川ボルダーの他の課題に興味を引かれつつ、再び仁淀川ボルダーへ。
簡単に言ってるけど、鞍瀬川から仁淀川までは普通に100km以上の距離がある。
途中、郵便局に寄ったり戻ったり?しながら、ほぼぶっ続けでドライブして夕方3時半頃に仁淀川に到着した。
この日は下見と割り切って、マット一枚で河原を彷徨う。
有名課題のウスンマは見つかったけど、目標の課題が見つからなくて河原を1㎞ぐらい遡り、もうボルダリング対象の岩がないと思えるようなところまで来てしまった。
この日は時間もないし、結局、マットを背負って、非常に歩き難い河原を1時間歩くというボルダーズブートキャンプ的なエクササイズをして終了。
近くの道の駅みかわで寝た。
標高が高いぶん、久しぶりに寒かった。