東奔西登

車中泊で日本縦断の旅をしながら、ロクスノ081号の「全国ボルダー『1級&初段』100 課題」にトライした人の記録

2019/12/25~26 高野山~奈良

2019/12/25

世間はクリスマス。

 

この日は高野山へ行った。

 

宗教のことは難しすぎてまだ私にはひとつの信仰に絞ることはできないけど、仏教が一番日本人の感性にしっくり来るような気がする。

 

もちろん、神道の言う「八百万の神

 

そこらの石ころにも神が宿るという考えは、岩に登らせてもらっている身としては無視できない。

 

まぁ、俗人の私は都合よく様々な神様にお願いするだけの愚か者だけど。

 

日曜日に降ったという雪がまだ残る早朝の高野山は、キリリとした空気が気持ち良い。

 

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融雪剤のお蔭で道はすっかり雪が解けていたので、ノーマルタイヤで標高900m近くある高野山まで来れたのはラッキーだった。

 

まだ観光客の少ない時間の奥の院、御廟は厳粛な雰囲気。

 

御廟は聖域のため写真撮影が禁止されているのだけど、その方がその時、自分が見た景色、匂い、感覚を写真に残すより明確に覚えていられる気がする。

 

朝の観光客が多く動き出す前に高野山を後にした。

 

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2019/12/26

奈良県の道の駅 吉野路大淀iセンターで目覚める。

 

昨夜は昔は長距離ドライバーをしていて、同じように車で全国を回ったというトラックの運ちゃんと九州から来たという話で盛り上がり、「家に寄っていけ」と誘われたがお気持ちだけ頂いて遠慮した。

 

つくづく陰キャである。

 

運ちゃん「なんかあったら連絡してや、話聞かせてぇ」と名刺を貰った。

コテコテの関西弁が楽しい。

 

その日の夜に寄ったスーパーでも、おばちゃんがコテコテの関西弁で話をしていて、漫才みたいだなぁ。

とありきたりな感想を持つ。

 

 

今日はレスト。

指皮も徐々に回復してきていて、なくなっていた登攀意欲が戻ってきた。

 

この日は道の駅レスティ唐古で寝た。

 

トイレの洗面台の蛇口から温水が出ることに感謝しかない。